ネットワークエンジニアのトラブルメモ

#予約済みマルチキャストアドレス

・HSRPv1
224.0.0.2
udp:1985番ポート

・HSRPv2
224.0.0.102
udp:1985番ポート

VRRP
224.0.0.18

・サブネット上の全てのマルチキャスト対応のホスト
224.0.0.1

・サブネット上の全てのマルチキャスト対応のルータ
224.0.0.2

・全てのOSPFルータ
224.0.0.5

・全てのOSPF DR/BDRルータ
224.0.0.6

・全てのRIPv2ルータ
224.0.0.9

・全てのEIGRPルータ
224.0.0.10

・全てのPIMルータ
224.0.0.13

・Auto-RP(Cisco-RP-Announce)
224.0.1.39

・Auto-RP(Cisco-RP-Discovery)
224.0.1.40

ACLやService-policyをインターフェイスに適用している場合は注意が必要
SVIにACLやService-policyを設定している場合は複数のインターフェイスにタグVLANまたはポートVLANを有効にしていないか確認する必要がある。
Linuxのtracerouteはudp(オプション -IでICMP)

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#L3スイッチのトラブル(あるある)

L3スイッチで「ip routing」を設定しているか
L3スイッチのインターフェイスIPアドレスが設定できない場合は「L3SW(config-if)#no swichport」を設定しているか。

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#考えられる通信断時間(デフォルト値)

 

・HSRP
hello:3秒
holdtime:10秒

 

・STP
ステータスの移行:50秒
Disable→Blocking(20秒)→Listening(15秒)→Learning(15秒)→(Forwarding)

「(config)# spanning-tree backbonefast」を設定していた場合、Blockingを行わないためステータスの移行時間は30秒
「 spanning-tree uplinkfast」を設定していた場合は、ステータスの移行時間は5秒

 

・BGP
keepalive:60秒
holdtime:180秒

 

・EIGRP(広帯域)
hello:5秒
holdtime:15秒

 

・EIGRP(狭帯域)
hello:60秒
holdtime:180秒

 

・OSPF(ポイントツーポイント)
hello:10秒
dead:40秒

 

・OSPF(ブロードキャストマルチアクセス)
hello:10秒
dead:40秒

 

・OSPF(NBMA)
hello:30秒
dead:120秒

 

・OSPF(ポイントツーマルチポイント)
hello:30秒
dead:120秒

 

・OSPF(ポイントツーマルチポイントノンブロードキャスト)
hello:30秒
dead:120秒