quinaengのブログ

ねっとわあくえんじにあです。くいなのらくがきちょうです。

EIGRPメモ

#EIGRPのパケット

・Helloパケット
ネイバーの検出にHelloパケットを使用。
「224.0.0.10」のマルチキャストアドレスで送信され、確認応答は不要。

・アップデートパケット
ルーティング情報を通知するために使用。
EIGRPルータは、新しくネイバーを検出するとアップデートパケットを送信する。
ユニキャストまたはマルチキャスト(224.0.0.10)で送信する。

・クエリパケット
宛先へのサクセサがダウンして、その宛先へのフィージブルサクセサが存在しないときにネイバーに対して問い合わせに使用する。
ネイバーはクエリパケットを受信すると、その宛先へのルートがダウンしたことを知ることができる。
マルチキャスト(224.0.0.10)で送信する。

・応答パケット
クエリに対するルート情報を応答するために使用する。
クエリの送信者に対してユニキャストで送信される。

・Ackパケット
アップデート、クエリ、応答の各パケットを受信した際に、信頼性を高めるための確認応答として使用される。
ユニキャストで送信される。


#EIGRPテーブル

・ネイバーテーブル
隣接関係を結んだEIGRPルータのリスト。
ネイバーのアドレスとネイバーに接続するインターフェイスが記録されている。

・トポロジテーブル
ネイバーによってアドバタイズされたすべてのネットワークのルート情報、そのルータでEIGRPが有効化しているインターフェイスの直接接続ネットワーク、およびほかのルーティングテーブルプロセスからEIGRPへのルート再配布によって学習されたネットワークのルート情報が格納されている。
各エントリでは、宛先ネットワークアドレスとそれをアドバタイズしたネイバーが関連付けられています。
また、アドバタイズされたメトリックと自信からその宛先に到達するまでのメトリックを記録している。
トポロジテーブルの各エントリの状態は次のいずれか。

Passive...正常にルーティングできる状態
Active...クエリを送信し、応答が返信されるのを待っている状態

・ルーティングテーブル
トポロジテーブルから得た最適ルートのリスト。
(ほかのルーティングプロセスから得た情報も含む)


#アドバタイズドディスタンス(AD)
ネクストホップルータから宛先ネットワークまでのメトリック

 

#フィージブルディスタンス
ローカルルータから宛先ネットワークまでのメトリック

 

#サクセサ
FDが最小のネクストホップルータ。
サクセサは最適ルートのネクストホップとしてルーティングテーブルに格納され、実際にパケット転送に使用される。

 

#フィージブルサクセサ
サクセサのバックアップ用のネクストホップルータを指す。
フィージブルサクセサのADは、現在のサクセサのFDよりも小さい必要がある。
これにより、ルーティングループが起こらないことを保証する。
フィージブルサクセサはトポロジテーブルにのみ存在し、ルーティングテーブルには格納されない。
(不等メトリックロードバランシングを設定している場合を除く)


#K値のデフォルト
K1(帯域幅) = 1 :ローカルルータと宛先ネットワーク間の最小帯域幅
K2(負荷) = 0 :ローカルルータと宛先ネットワーク間のリンク上で最大の負荷
K3(遅延) = 1 :ローカルルータと宛先ネットワーク間の累積インターフェイス遅延
K4(信頼性) = 0 :ローカルルータと宛先ネットワーク間の最小の信頼性
K5(MTU) = 0 :

 

#複合メトリック計算
帯域幅=10^7/(帯域幅(Kbps))*256
遅延=(自ルータから宛先ネットワークまでの遅延の合計)/10*256

・K5=0の場合
メトリック=(K1*帯域幅)+[(K2*帯域幅)/(256-負荷)]+(K3*遅延)

・K5≠0
メトリック=(K1*帯域幅)+[(K2*帯域幅)/(256-負荷)]+(K3*遅延)*[K5/(信頼性+K4)]

 

#帯域幅と遅延
Ethernet BW:10000Kbit DLY:1000 usec
FastEthernet BW:100000Kbit DLY:100 usec
GigabitEthernet BW:1000000Kbit DLY:10 usec
Serial BW:1544Kbit DLY:20000 usec

 

#K値の設定
metric weights <tos> <k1> <k2> <k3> <k4> <k5>

※信頼性と負荷
tos
0を指定。0~7のToS値ごとにK値を設定。現在は常に0が指定される。

・K1~K5
K1:帯域幅、K2:負荷、K3:遅延、K4:信頼性、K5:MTUの重みを0~255の範囲で指定。

ネイバーを張るためにはAS番号、K値、サブネットアドレスを一致させる必要がある。
Helloインターバルホールドタイムは一致していなくてもOK

 

#Helloインターバルの設定
(config-if)#ip hello-interval eigrp <as> <seconds>

 

#Holdタイム
(config-if)#ip hold-time eigrp <as> <seconds>

 

#静的EIGRPネイバーの設定
(config-router)#neighbor <ip-address> <interface-type number>

 

#ロードバランシングの最大数の設定
(config-router)#maximum-paths <Value>

Value:デフォルトは4。値を1設定するとロードバランシングは無効。

 

#不等メトリックロードバランシングの設定
(config-router)#variance <multiplier>

multiplier:デフォルトは1。不等メトリックロードバランシングの対象にするフィージブルサクセサを、
サクセサのメトリックの倍率(1~128)で指定。サクセサのFDのn倍より小さいメトリックを持つルートがルーティングテーブルに格納される。

 

#パッシブインターフェイス設定
(config-router)#passive-interface default
(config-router)#passive-interface <interface>
(config-router)#no passive-interface <interface>


#EIGRP関連コマンド
show ip eigrp neighbors detail
show ip protocols
show ip eigrp interfaces
show ip eigrp topology